ラジオデンタルクリニック
こんばんは。
今日は何について
4月も終わろうとしておりますが、新学期になって、小学生達は歯科健診を受けた頃だろうと思います。
私も佐賀市の若楠小学校の歯科校医をしておりますので、先日検診に行って来ました。
ということで、今日は学校歯科保健についてお話ししたいと思います。
学校歯科保健と言いますとどのようなことなんでしょうか?
やはりむし歯の検査ということですね。
はい、
そのような虫歯の検査。あるいは歯周病の検査が大事なところです。
虫歯や歯周病を早期発見、し、早期治療に結びつけることは大事なことですね。
しかし、平成7年からはその考え方が大きく変わってきているのです。
しかし、学校という教育現場で行われる健康診断は、健康状態を把握することによる健康の保持、増進を目的としているのです。
したがって、病気の診断をするのではなく、健康か?あるいは要観察か?あるいは要精密検査か?の3つのグループにふるい分けるという方法に変わってきているのです。
一人ひとりの健康状態を把握することにより健康感の育成や「こころ」と「からだ」の健康を作ることに展開することができる。
学校という教育現場で組織的に行うことに意味があると考えられています。
ふるい分けをすることが、大事だということですね。
そうですね。
健康と言われた方はしっかり保持・増進
要観察のグループはブラッシング、生活習慣の改善
要精密検査のグループは
ですから今はCO,GOというかんがえかた
COという考えから、分かりやすく言えば、虫歯になりかけている歯ですが、治療しなくても、
GOという考え方
歯周病の疑いのあるものを言います。
保護者の皆さんに対する働きかけは?
顎関節や、歯列について見ていますので、
この活動を通して、
自分で自分の健康を守ることができる、自立した子どもたちを育成することを
目指しています。
学校・家庭・地域が一体となって子どもを指導、教育し、見守っていくことが大事。
西先生は若楠小学校の歯科校医でらっしゃるのですね。
ハイ。歯科校医というのは開業医が、学校に健診、あるいは予防のための講話をしたりするもので、歯科医師会の先生方が担当し、教育者としての面も要求されますので、そのような研修会も定期的に受けているんですよ。
五月の連休明けにもあと一日健診に行きますが、若楠小学校は新校舎にもなって、子ども達が伸び伸びと遊んでいますよ。
この子ども達が健康な口腔内をずっと、大人になるまで、そしてそれからもずっといじできることができればいいですね
にし歯科医院 院長 西 信太郎
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